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マダニによる感染症で死亡が相次ぐ

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近年、「マダニ」が媒介する感染症による死亡が全国で相次いで報告されています。特に春から秋にかけての季節は、マダニの活動が活発になり、野外活動を楽しむ人々にとって深刻なリスクとなっています。

マダニは森や草むら、公園、農地などに広く生息する小さな吸血性のダニで、人や動物の皮膚に噛みつき、血を吸います。そこら辺にいっぱいいます。 一見すると目立たない存在ですが、実はさまざまな感染症の原因となるウイルスや細菌を運ぶ非常に危険な生物です。

その中でも特に注意すべきなのが、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」です。これはウイルス性の感染症で、2013年以降、日本国内でも感染例が報告されており、致死率が20%を超えるとされる恐ろしい病気です。SFTSウイルスに感染すると、高熱、下痢、嘔吐、血小板減少などの症状が現れ、重症化すると多臓器不全に至ることもあります。実際、死亡例も複数発生しており、特に高齢者や基礎疾患のある方は重症化しやすい傾向にあります。

農作業やキャンプ、登山、草刈りなど、自然と触れ合う機会の多い人々が感染のリスクにさらされやすく、特に西日本を中心にSFTSの感染報告が多い状況です。今年に入ってからもすでに複数の死亡例が報じられ、マダニによる感染症で死亡が相次ぐ異常事態となっています。犬、猫のペットを飼っている方は要注意です。朝夕散歩に連れて行く犬は草むらには連れていかないように。

では、どのように対策すればよいのでしょうか?

まず、マダニに咬まれないことが最も重要です。野外で活動する際には、長袖・長ズボン・帽子・手袋などで肌の露出を避け、足元は長靴などでしっかりと覆うようにしましょう。衣類の上からマダニが侵入しないよう、ズボンの裾を靴下に入れる工夫も効果的です。また、マダニ忌避剤(ディートやイカリジンを含むスプレーなど)を活用することもおすすめです。

活動後は必ず入浴し、体をよく観察しましょう。マダニは咬みつくと数日間吸血するため、早期発見と除去が大切です。ただし、無理に引き抜くとマダニの一部が皮膚に残ってしまい、感染のリスクが高まります。もし咬まれてしまったら、すぐに皮膚科などの医療機関を受診してください。

マダニによる感染症は「誰にでも起こり得る身近な脅威」です。死亡例が相次いでいる今こそ、正しい知識と対策で命を守る意識を高めましょう。

 

 

 

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